神戸の街を歩く メリケンパーク

神戸の街を歩く メリケンパーク

メリケンパークとは

神戸港の新しい憩いの場として出来たのがメリケンパーク。

積荷のコンテナー化が急速に進み機能が縮小されたメリケン波止場と中突堤の間が埋め立てられて出来た公園。

1987年、神戸港発足120年を記念して発足した。

「メリケン」というのは、明治の開港当時、突堤のすぐ北にアメリカの領事館があったので、訛ってメリケンと言うようになったと伝えられている。

広々とした海上の公園で散歩を楽しむ人が多い。土日休日などに様々なイベントが催されている。

場所は、JR・阪神電車元町駅・阪急電車花隈駅などから徒歩15分~10分。

  まっすぐ海に向かえば公園の入口がある。

メリケンパークには様々な施設やモニュメントがあるが主なものに次のようなものある。

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メリケンパークの施設① ポートタワー(改修中)

今や神戸のシンボルともなったポートタワーはメリケンパークに有る。

メリケンパークより早く1963年に建造された。

当時の神戸市長がオランダのアムステルダムを訪問した際、当地の塔に痛く感動して

発想したと言われている。

神戸には以前神戸タワーと言われる東洋一を誇ったいた塔があったので、

 その再建でもあったのかも知れない。

高さは108mあり、上の展望室から狭い神戸の中心市街地が一望できるという絶景。

時間の無いときはここにあがれば一目で神戸が見られるというもの。

(2024年春まで修復中で、それまでは覆いがされている。)

メリケンパークの施設② 海洋博物館・カワサキワールド

白い網状の大きな屋根が突き出しているユニークな建物。

公園の発足と同時期に完成。海事博物館としては世界有数の規模とされている。

近代の海事はもちろん、平安時代、中国・宋貿易に熱心だった平清盛が修築した

 大輪田泊福原京まで遡る港や舟など、大小200点以上の船舶模型が展示されている。

同館内にはまた、川崎重工業企業博物館カワサキワールド」を展開している(2006年より)。

同社の歴代のバイクや新幹線の車両、ヘリコプターなどの同社が誇る製品を展示している。

企業展示であるが子どもも楽しめるようになっている。

メリケンパークの施設③ オリエタルホテル

かつて三宮の旧居留地にあったオリエンタルホテルが、マリケンパーク開設と同時に

 こちらに移転してきた。海上のホテルとして人気を呼んでいる。

メリケンパークのモニュメント① 神戸港震災メモリアルパーク

メリケンパークの東の入口辺りの岸壁が崩壊していたまま、いまは「展示」扱いにされている。

 地震の力のすさまじさがよくわかり、そのまま残している。

 1995年神戸を襲った「阪神・淡路大震災」の怖ろしさを伝えている。

 周りに掲示板が並び、あの大震災がどういうもであったのかが説明されている。

メリケンパークのモニュメント② オブジェ「フィッシュ・ダンス

西の入口の傍にある建物は強大な魚の形をしていて、ここを通るとき、

 なんだろうとつい見上げてしまう。

「フィッシュ・ダンス」と呼ばれるこの建物は、

内側はイベントの会場のように使われているが外側は、鯛か鯉が跳ねている姿そのもの。

メリケンパーク発足時、開港120年行事として作られたもの。

(アメリカ在住カナダの建築家フランク・ゲリー作)。

ここは鯉川という川の傍なので鯉がモチーフになったのでしょう。

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