神戸の街を歩く 明石海峡大橋 橋の科学館(舞子)

神戸の街を歩く 明石海峡大橋 橋の科学館(舞子)

明石海峡大橋 本州(神戸)と淡路を結ぶ

神戸は東西に延びた都市ですが、その西端が垂水区で、またその西端が舞子。このJR舞子駅の頭上にかかっているのが明石海峡大橋。明石海峡に架かっているのでこの名前がついているが橋の脚柱があるのは神戸市で、ここ舞子である。JR神戸線で言えば、快速電車は下りは神戸駅から西へ兵庫、須磨、垂水、舞子と止まり、次が明石である。(舞子と明石の間にある朝霧駅-各駅停車の電車が停まるーからも大橋が展望できる。)

明石海峡は本州と淡路を結ぶ大橋で、日本はもちろん世界でも一番長いと言われていた。(最近、トルコにこれより長い橋ができたらしい)。長さというのは橋の全長では無く橋桁の脚柱間の事。海を挟んだ海峡大橋というのは、真ん中に行くほど海は深く流れが速いので、それを避けて、海岸に近い方に二本の脚柱をたてて、釣り橋形式で橋を支える構造になっている。明石海峡はとりわけ海が深く流れがきついので、ここに橋を架けるのは思いも寄らなかった事ですが、技術の発展がついにそのことを可能した。

  明石海峡大橋の全長は3900m、支柱間の長さは1991m。トルコにで来た大橋は

支柱間距離2023m。 明石海峡大橋が開通したのは1998年。阪神・淡路大震災後

3年たった頃。工期1988年に着工され約10年かかった。工費は約5000億円。

大橋はJR舞子駅の頭上を通って駅からエレベーターで上がると高速バスのバス停があります。バスは三宮から出て庵おり、ここからも乗降できる。ただしこのバス停はバス専用なので一般乗用車は停車できない。JRで来てここでマイカーに乗り合わす事はできない。

舞子海上プロムナード

明石海峡大橋は、鳴門大橋と結び四国とつながり、四国を一挙に関西と結びつけることになった。同時に通過道にされていた淡路島の開発も進み、今や淡路は一大観光地、観光のしまなろうとしている。

そんな大橋だが、舞子の浜から見る景観も素晴らしく、(夜は7色のイルミネーションで飾られ、電車からも遠望できる)。淡路島を背景にした雄大な絶景になている。見るだけでも壮観であるが、実際にこの橋に登ることができるのが、舞子海上プロムナード。舞子公園内にある橋の袂からエレベータであがり、橋桁の裏側、自動車が走っている下、裏側に出ることができ、この海上の通路にプロムナーがある。海面から約45m、それがいかに高いかは、ここから下の海を見るとよくわかり、行き来している船が小さく見える。

淡路島はもちろん、神戸方面、明石方面の眺めも、ここならのもの。

食事、喫茶も可能。一度は上がってみたいところ。

橋の科学館

JR舞子駅から歩道橋を渡って舞子公園に入ると、橋のすぐ右手にあるのが「橋の科学館」。世紀の難工事がいかに成し遂げられたか、橋の構造はどうなっているか。大橋で問題となる風の問題をモデルを使って解説するなど。興味は尽きない。吊り橋を吊っている巨大なロープは実は細いロープをねじあわせたもので、その切片が売店で販売されている。

月曜日は休館だが夏休み中(7月20日―8月30日)は無休。入館料310円(子供130円)

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